イベント情報
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2023年9月18・19日、米国・ニューヨークの国連本部で「持続可能な開発目標(SDGs)」に関するサミットが開催され、「SDGsウィーク」として気候や保健などのハイレベル会合や市民社会によるサイドイベントも開催されました。
国連は2020年から「行動の10年」と位置付けていますが、その進捗状況は「危機的状況にある」とされ、「大半の目標の進展があまりに遅すぎるか、もしくは2015年の基準より後退している」と指摘されています。
日本では、SDGsを国内外において達成するための中長期的な国家戦略である「SDGs実施指針」の改定が12月までに予定されており、10月末にはパブリックコメントが実施される見込みです。
今回のNピボ・アドボカシー勉強会では、SDGsウィークにニューヨークへ行っていたSDGs市民社会ネットワーク理事・事務局長の新田英理子さんをお招きし、SDGサミットでの議論や、SDGs実施指針改定に向けた市民社会の提言についてお話しいただきます。
NGOの活動においても、SDGsを意識したプロジェクトデザインがされる傾向にあります。しかし、それぞれのプロジェクトが個別に実施され、分散した状態では、効果が限定的になりがちです。本勉強会を通して、幅広いステークホルダーと国内・国際的に協力し推進していく「公共政策」としてのSDGsの側面について、見つめ直す機会とします。
SDGs実施指針に対する市民からの意見の届け方について学び、公的セクター、民間セクター、そして市民社会セクターが協力し、SDGs達成のための糸口を探る機会としましょう!
https://forms.gle/doRg24jZC8nuHXhu6