募集情報
このプロジェクトは、南太平洋の島国・サモアの小学校に「算数セット(定規、コンパス、など)」を届け、
子どもたちが“算数って楽しい!”と思えるような授業を実現するための支援活動です。
あわせて、現地の先生たちを対象とした「算数指導ワークショップ」も実施し、指導力の向上もサポートします。
教材不足や教師の指導力のばらつきといった課題を、地に足のついた教育支援で少しずつ解決していきたいと考えています。
サモアの小学校には、教科書もなければ、定規やコンパスといった道具もありません。
そんな中で、子どもたちの学びは、先生の力量に大きく左右されているのが現状です。
私は2010年、JICA海外協力隊としてサモアに派遣され、現地の中学校で数学を教えました。
そのときに出会ったのは、教材がなくても前向きに学び、教えようとする子どもたちと先生たちの姿でした。
「環境が整えば、もっと子どもたちは伸びる」
「その後押しを、外にいる自分にもできるはず」
そう信じて、任期終了後もこの活動を続けてきました。
目標金額:10万円
皆さまからのご支援は、以下のように活用します:
現地のニーズに根ざした、実用的な支援につなげていきます。
2024年には同様のクラウドファンディングを通じて、13万円以上のご支援をいただき、以下の活動を実施しました:
実際に参加した先生たちからは、
「教材の使い方を学んで、自信を持って授業できるようになった」
という声もいただいています。
このプロジェクトは、
──そんな想いを持つ皆さまの力をお借りして成り立っています。
かつてサモアを訪れたことのある方も、
国際協力や開発途上国の教育に関心のある方も、
心のどこかで「いつか誰かの力になりたい」と願っている方も。
このプロジェクトは、その気持ちを“カタチ”にする一つの方法です。
活動の様子や現地の声は、SNSやご支援者さまへの報告を通じてお届けします。
遠く離れた南の島・サモアの空気を、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
このプロジェクトは、一般社団法人ルマナイサモアが主催しています。
教育事業を担当する板垣は、日本で高校の数学教員を7年間務めた後、開発コンサルタントを経て、現在は南アフリカ共和国でODAの算数教育プロジェクトに従事しています。
ルマナイサモアでの活動は、本業以外の時間を使い、地道に続けてきました。
この活動は、私がサモアで出会った“見返りを求めない優しさ”への恩返しでもあります。
サモアの農村でたった一人の日本人だった私に、お腹をすかせているだろうと、食事を持ってきてくれたり、
軒先で雨宿りをしていたら、寒いだろうからと家の中に迎え入れてくれたり、
暑いなかバスを待っているときに、隣のおばちゃんが自分のうちわで私のことも扇いでくれたり、
そんなサモアの人たちのあたたかさに、何度も救われてきました。
今度は、私が恩返しする番です。
しかし、私一人ではできることは限られています。ぜひ、皆さんのお力もぜひお貸しください!
どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします!