イベント情報
オンラインによる職業訓練や就業支援、IoTを活用した水インフラの運営など、アジアの現場では今、デジタル技術を活用して人々の暮らしを変える取り組みが、若い世代の手によって生まれています。このような取り組みには、地域の人々との信頼関係を築き、その課題を最前線で受け止める姿勢が欠かせません。
こうした実践は、データ処理や効率化を得意とするAIだけでは担えない、人と人をつなぎ、コミュニティの力を引き出す社会変革です。本イベントでは、その最前線で活動する若手リーダー2人を招き、現場での実践や課題について、具体的な事例とともに学びます。
フィリピンの「Virtualahan」創設者・CEOのライアン・ヘルサヴァは、アショカ・フェロー、Forbes「30 Under 30-Asia-Social Impact(2021)」、TEDスピーカー、2020年シスコ・ユース・リーダーシップ賞の最終候補者など、世界から注目を集める社会起業家です。自らの実体験に基づき、障がいをもつ人々や依存症からの回復者、先住民族などを対象にしたオンライン型の職業技術訓練コースと就業支援を提供。数多くのグローバル企業と連携し、修了者1,200人以上の8割近くがデジタル関連職に就いています。
インドネシアの「Solar Chapter Indonesia」創設者・エクゼクティブ・ディレクターのムスティカ・ウィジャヤは、ユニセフの「WASH若手チェンジメーカー」(2020年)、ロックフェラー財団「Big Bets Fellow」(2025年)に選ばれた、インドネシアを代表する若手イノベーターの一人として認知されています。ソーラー・チャプターは、慢性的な水不足に苦しむ遠隔地で太陽光発電式給水システムを開発し、32地区の3万人以上に、安全・安定した水の供給を実現。1日3~4時間かかっていた水汲みの移動時間を自宅からわずか3分に短縮しました。そのほか、IoTベースの遠隔監視システム「ウォーターIQ」、農村部の水不足を可視化するプラットフォーム「Mengalir.co」、若者が環境技術と専門技能を学ぶ「ソーラー・チャンピオンズ・ラーニングセンター」などを運営しています。
現場での学びと課題、そして日本の企業や市民と共につくりたい未来について、お二人から直接聞き、一緒に考える機会です。
アジアの社会課題や国際協力の新しい形に関心のある方、企業でCSRをご担当されている方々、学生・一般市民の皆さまのご参加をお待ちしています。
日時: 2026年1月30日(金)18:30〜20:30(対面:18:15開場/オンライン:18:25入室)
会場:ハイブリッド開催
参加費: 無料
定員: 対面20名(予定)/オンライン80名
言語: 日本語・英語(通訳つき)
主催: 認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
パネリスト:
モデレーター:新倉昭彦
Peatixを通じてお申し込みください。
https://acc21event-2026jan30.peatix.com/
2026年1月28日(水)12:00に締め切ります。
対面でご参加の方:
開催当日、下記会場まで直接お越しください。18時15分よりご入場いただけます。
ニューホライズンコレクティブ合同会社(JR新橋駅徒歩4分)
〒105-0004東京都港区新橋1-7-1 近鉄銀座中央通りビル2F[地図]
※「対面参加」とお申込みいただいた方以外はご入場いただけません。必ず事前にお申し込みください。
オンラインでご参加の方:
お申込みいただいた後、Peatixの「イベント視聴ページ」にて、参加に必要なZoomのIDとパスワードをご確認いただけます。
開催前日には、ご参加に必要なZoomのIDとパスワードを記載したメールもお送りします。
※ご参加にご不安がある場合などは、メール(event@acc21.org)にてお問い合わせください。
対面参加をお申し込みの方には、前日に、当日連絡用の携帯電話番号をメールでお知らせします。
■ ライアン・ヘルサヴァ(フィリピン)
Virtualahan Inc. CEO
貧困の中で育ちながらも医学部を修了し、医療技術者を志しましたが、B型肝炎を理由に就職を拒否され、差別を経験。この出来事をきっかけに、障がい者や回復者など、働きづらさを抱える人々がデジタル分野で働けるよう支援するオンライン職業訓練校「Virtualahan」(フィリピン語で「バーチャルスクール」)を設立しました。
これまでに1,200人以上を育成し、就職率は60〜78%を記録。
Forbes 30 Under 30(Asia・社会分野)受賞、アショカ・フェロー、TEDスピーカー。
■ ムスティカ・ウィジャヤ(インドネシア)
Solar Chapter 事務局長
2017年、イリノイ大学留学中に東部インドネシアの水不足を目の当たりにし、仲間と共に太陽光発電(ソーラー)による給水プロジェクトを開始。水汲みに1日3キロ歩いていた村で、500人以上が生活改善を実現しました。
活動は2020年に非営利団体化し、受益者は16,000人超へ拡大。教育支援や母親たちの製品マーケティング支援なども展開し、近年はIoT活用の「Water IQ」で持続可能性を追求。2024年度からは日本の公益信託ACTの助成で、地域の若手リーダー育成「Youth Green Wave」も実施しています。
認定 NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、アジア13か国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、企業・現地NGOとの連携事業、公益信託事務局活動(アジア9か国)などに取り組んでいます。